第6回ビジネスプランコンテスト開催報告

2022年2月26日(土)、第6回目となるMatchみんなのビジネスプランコンテストを開催いたしました。地域密着、市民参加型のビジネスプランコンテストとして平成28年度より、取手市でスタートしましたMatchみんなのビジネスプランコンテスト。昨年同様、前田建設工業株式会社様のご協力により会場をご提供いただき、ICI総合センターでの開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために安全面を考慮し、完全オンラインで開催させていただくこととなりました。ファイナリストの発表を、その熱量を感じながら会場でご覧いただくこと、また投票という形で応援の声を届けていただくことは叶いませんでしたが、多くの市民の方にオンライン上でご視聴いただくことができました。ご視聴くださった皆さま、ありがとうございました!

当日の様子

審査結果(学生部門)

結果 合計点数 氏名 プラン名
最優秀賞・前田建設工業(株)ソーシャル賞 236 高橋 亜瑠 ゲーマー専用の健康アプリ「ゲーマードック」
優秀賞 230 山本 大晴 あなたにとっての3rd place café
優秀賞 198 杉山 碧海 服のデザインアプリ アプリ名 「イマ・デザ」
入賞 193 髙栁 龍矢
飯島 佑基
瀬田 隆平
鈴木 雄大
ウニの力で色々な人を助けられるかも?
入賞 183 青木優心 「利根川アスレチック」

審査結果(市民部門)

結果 合計点数 氏名 プラン名
最優秀賞・前田建設工業(株)ソーシャル賞 245 辻 雄介 リモートメディカルネイル
〜出張によるケアで高齢者の巻き爪の悩みを解決
優秀賞 217 臼井 咲子 【和みのひととき】OPEN!
優秀賞 209 棚橋 拓郎 動画広告代理業(WEBサービス事業者向け)
入賞 192 秋山 真澄 あなたの自費出版 プロの編集者が請け負います!!
入賞 192 滝澤 広明 靴磨き専門店「滝澤」

ファイナル審査会は主催・取手市を代表いたしましてまちづくり振興部長 野口 昇氏に開会の挨拶を頂戴し、フリーアナウンサー小村悦子さん司会のもと執り行いました。
学生部門・市民部門とも最優秀賞・前田建設工業(株)ソーシャル賞がダブル受賞となった今回。
表彰もオンライン上となりましたが取手市・藤井市長と前田建設工業株式会社・上田様に表彰していただきました。審査委員・審査基準は以下の通りです。

審査基準

審査委員 前田建設工業(株) ICI総合センター企画管理センター長 上田 康浩 様
流通経済大学経済学部 副学長 吉村 聡 様
国立大学法人筑波大学 国際産学連携本部教授 尾内 敏彦 様
取手市商工会理事/綜合建物サービス株式会社 会長 大野 操 様
取手市商工会女性部部長/株式会社住まい工房ナルシマ 専務取締役 成島 久美子様
取手市まちづくり振興部産業振興課課長 海老原輝夫 様
一般社団法人とりで起業家支援ネットワーク 吉田 雅紀 氏
審査基準(学生部門) 地域貢献度、新規性+2、継続性、実現可能性、成長性+2、プレゼンテーション力+2の審査基準で選考。
新規性と成長性・プレゼンテーション力に加重。
審査基準(市民部門) 地域貢献度+2、新規性、継続性+2、実現可能性、成長性、プレゼンテーション力+2の審査基準で選考。
地域貢献度と継続性・プレゼンテーション力に加重。

最優秀賞
前田建設工業(株)ソーシャル賞
(学生部門)

高橋 亜瑠さん

ゲーマー専用の健康アプリ「ゲーマードック」

この度は、最優秀賞と前田建設工業(株)ソーシャル賞という素晴らしい賞をいただき、大変嬉しく思います。初めてのビジネスプランコンテストの挑戦という事もあり、悪戦苦闘しましたが、友人の協力、流通経済大学の八木良太先生、集中講義でお世話になった上田庸司先生のアドバイスもあり、このプランを完成させる事が出来ました。本当にありがとうございました。また、コロナウイルス感染症が原因で、思い描いていた大学生活とは異なり、思い悩んでいましたが、今回このような素晴らしいコンテストに参加する事ができ、大学生活に1つ思い出が出来ました。改めまして、ビジネスプランコンテストの関係者の皆様、協力してくださった先生方、友人家族に感謝致します。誠にありがとうございました。

優秀賞(学生部門)

山本 大晴さん

あなたにとっての3rd place café

この度は、第6回Matchみんなのビジネスプランコンテスト 学生部門 優秀賞を受賞させて頂き、大変光栄に思います。実際に、このビジネスプランである「3rd place cafe」は私自身の地元である取手市のアトレ取手1階にMATCHMARKET 様のご協力により、2022年1月毎週日曜日に期間限定でトライアル出店させて頂きました。そこでのテストマーケティングを踏まえて、今回、プレゼンテーションしていくなかで、現状と課題、改善策を再認識できました。このような素敵な機会を開催してくださった運営の方々、審査員の方々、そして、3rd place cafeに関わってくださった全ての方々に、心より感謝いたします。
そして、2026年に取手駅西口の再開発地の商業施設内のテナントに実店舗としてのオープンすることを目標に、自分自身も成長していきたいと思います。
「3rd place cafe」のInstagram

優秀賞(学生部門)

杉山 碧海さん

服のデザインアプリ アプリ名 「イマ・デザ」

まずは、このようなビジネスコンテストという素晴らしい機会を与えてくれた方々には非常に感謝を申し上げます。今回初めてビジコンに挑戦したということで最初は緊張しながらも、周りのサポートを得ながら丁寧に進めていきました。実際にセミファイナルまで登っていくと私と同じ学生たちがとても面白い沢山のアイデアをプレゼンをしていて、「私では勝てないかな」と思ってた矢先、ファイナルそして、三位入賞を果たすことが出来ました。私の中では非常に運が良かったなと思っています。私はこの三位入賞に対して、私一人の力では到底成し遂げられなかったものです。アイデアやアドバイスをくれた友人、流通経済大学の八木良太先生、そして、大学に通わせてもらっている家族には深く感謝を申し上げます。
最後に重複しますが、今回このようなめでたい結果になったのは私をサポートしてくださった方々のおかげです。本当にありがとうございました。

入賞(学生部門)

髙栁 龍矢さん 飯島 佑基さん 瀬田 隆平さん 鈴木 雄大さん

ウニの力で色々な人を助けられるかも?

この度はビジネスプランコンテストでの貴重な経験をありがとうございました。私自身このような経験は初めてであり最初はセミファイナルまでを目標にして挑戦しました。目標を達成した時にここまで来たらファイナルで結果を残したいという気持ちが芽生えコンテストに向けての意気込みも大きく変化しました。結果は4位で悔しい気持ちが溢れましたが今考えると初出場で4位は大きな成果だったのではないかなと感じています。コンテストを通して自分にはまだまだ隠された可能性や才能があるのかもしれない。そう思わせてくれたビジネスプランコンテストにとても感謝しています。また機会があれば参加したいと思います。繰り返しになりますがこの度は貴重な経験をありがとうございました。

最優秀賞
前田建設工業(株)ソーシャル賞
(市民部門)

辻 雄介さん

リモートメディカルネイル
〜出張によるケアで高齢者の巻き爪の悩みを解決

「さらさら」と流れてしまうおかしいことが、平然と見過ごされていることがあり、色や音をつけて、しっかり気づいてもらうことが必要です。今回のビジネスコンテストでは、鍵盤を用意してもらったにすぎない、そんな気がしています。これから「想い」という空気を送り込み、ジャバラで奏でて、真実の色や音をつける。自分はそんなあるべき将来にむけ、やるべきことをやり、伝えたい人「さらに」伝えたいと思っています。

優秀賞(市民部門)

臼井 咲子さん

【和みのひととき】OPEN!

この度は創業スクール、ビジネスコンテストと参加の機会をいただき、本当にありがとうございました。また名誉ある賞をいただき身に余る光栄です。講師、審査員の皆様からアドバイスをいただけたことで、自分のビジョンを明確にすることができました。【和みのひととき】は、海外のように『心のケア』を日常的に、誰もが気軽に受けられるような環境作りをしていきたいという思いでスタートいたします。毎年全国の自殺者数は2万人を超え、未成年の自殺は約500人。『心のケア』『メンタルケア』というと、まだまだ日本ではハードルが高く捉えてしまいがちです。自殺を防止していくには、そのハードルをもっともっと低いものに下げ、もっともっと手前の段階で自分のケアをすることが大切になると思います。今の私が出来ることは、自分とのコミュニケーション(イライラ、バーンアウト、ノイローゼになりにくい日常のバランスの取り方、毎日のケアの方法、自分の心を守るなど)や人とのコミュニケーションについて講座を通してお伝えしていくことです。また地域や社会の力もお借りして、『日常で自分のメンタルケアをすることは、生活の一部なんだよ』という考え方を浸透させていきたいと思っています。ホームページは作成中なので、よろしければブログを見にいらしてください。
http://ameblo.jp/sakitty2021/

入賞(市民部門)

秋山 真澄さん

あなたの自費出版 プロの編集者が請け負います!!

この度はこのような素晴らしいコンテストにチャレンジできたことをとても光栄に思っています。今回、zoomでの画面共有などわからない点がありましたが「とりで生涯現役ネット」の方から教えていただき何とかプレゼンを終えることができました。自費出版は個人の方が身内や知人へ配布するための本ですが、本を書店で販売したいとお考えの方には、現在、右肩上がりに伸びている電子書籍でのネット配信をおすすめします。電子書籍であれば個人での販売も可能ですし、電子書籍から必要な部数を印刷することもできるなど自費出版の世界は広がっています。皆さまの用途に合わせた自費出版の方法がお選びいただけます。これをきっかけに本づくりの魅力を取手市で発信できれば幸いです。今まで応援していただいた事務局、審査員の皆さま、全ての方に感謝したします。本当にありがとうございました。そしてこれからもどうぞよろしくお願いいたします。 ・自費出版にご興味のある方は下記へご連絡いただければ幸いです。
みらい書房URL:http://www.mirai-shobou.com
e-mail: miraishobo@gmail.com

入賞(市民部門)

滝澤 広明さん

「靴磨き専門店 滝澤」

第6回みんなのビジネスコンテストに参加の機会を頂き、取手市をはじめとする関係者の皆さまにはたいへん感謝申しげます。人生100年時代、退職を機にこれからどう過ごそうかとの思いから創業スクール及びビジネスコンテストに参加し、さまざまな方々に起業にかかるノウハウ、貴重なご意見を賜ることができました。そしてファイナル審査会では、皆さまのプレゼンテーションの独創性、企画力、パワーに圧倒され、ただただ感心するばかりでとても刺激になり勉強になりました。ありがとうございました。

また、今年度は、去年開催されました第2回高校生模擬企業グランプリに出場した江戸川学園取手高等学校の模擬企業、チーム「グルック」と「ユーカレコ」のお2組にも特別に発表をいただきました。ひと夏をかけて商品開発・商品販売に奔走され、「グルック」は廃棄野菜から作られた宝石石鹸を、「ユーカレコ」は観葉植物型タイムカプセルを開発されました。良きライバルとして、お互いに意識し合い、高め合った成果を発表する姿は、とても素晴らしかったです。

新型コロナウイルス感染症の拡大により開催を慎重に検討した結果、オンライン観覧という形式での開催となりました。温度感や一体感がどうなるか心配でしたが、ファイナリストの皆様の熱意と、そしてそれに応え審査する審査委員皆様の温かさが伝わる素晴らしいビジネスプランコンテストとなりました。ファイナリストの皆様含め、エントリーしてくださった皆様や見守ってくださった市民の皆様にとって、何かのキッカケや今後に繋がるものに、そして取手市の元気に繋がることができれば幸いです。携わってくださった皆様、本当にありがとうございました。

最後になりますが、ファイナリストの皆様、おつかれさまでした! これからの皆様の益々のご活躍を心よりお祈りしております。