第7回ビジネスプランコンテスト開催報告

2023年2月18日(土)、第7回目となる Match みんなのビジネスプランコンテストを取手ウェルネスプラザにて開催いたしました。地域密着、市民参加型のビジネスプランコンテストとして平成 28 年度より、取手市でスタートしましたMatchみんなのビジネスプランコンテスト。3年ぶりに会場にてリアル開催することができ、ファイナリストの発表を、その熱量を直接感じながらご覧いただくことができました。
また、市民の皆さまによる市民審査員の投票という形でファイナリストを応援していただきました。
さらに今回も、前田建設工業株式会社様のご協力により前田工業建設㈱ソーシャル賞をご提供いただきました。
YouTube生配信も取り入れ、オンライン上からも応援していただくことができました。ご視聴くださった皆さま、ありがとうございました!

当日の様子

審査結果(学生部門)

結果 合計点数 氏名 プラン名
最優秀賞・前田建設工業(株)ソーシャル賞 417 山田 悠也 ナイスDIY!~日曜大工でSDGs~
優秀賞 343 太田 尚都 個人事業主のSNSマーケティング参入障壁をなくす!
優秀賞 224 堀内 響太 起業家と就活生の対談アプリ ~THE 対談~
入賞 佐藤 仁也 個人に適した旅行プラン作成アプリ 楽旅
入賞 森山 悠宇 新規YouTuber事務所~emotions share~エモシェア

審査結果(市民部門)

結果 合計点数 氏名 プラン名
最優秀賞・前田建設工業(株)ソーシャル賞 370 増田 佳愛 bean to bar チョコレートに関する諸課題の解決と文化貢献
優秀賞 355 井上 達晶 取手市No.1のグルメWEBエンジニアによるイチオシ飲食店のHP作成
優秀賞 270 田中 秀一 バーチャルITディレクター(AIマーケティングコンサル)
入賞 染谷 明彦、および、その保護者 RPA + AI
入賞 石山 太郎 染物の石山

ファイナル審査会は主催・取手市を代表いたしましてまちづくり振興部長野口 昇氏に開会の挨拶を頂戴し、フリーアナウンサー小村悦子さん司会のもと執り行いました。
学生部門・市民部門とも最優秀賞・前田建設工業(株)ソーシャル賞がダブル受賞となりました。
また、取手市・藤井市長と前田建設工業株式会社・上田様に表彰していただきました。審査委員・審査基準は以下の通りです。

審査基準

審査委員 前田建設工業(株)ICI 総合センター企画管理センター長 上田 康浩様
流通経済大学 副学長および経済学部 学部長 吉村 聡様
国立大学法人筑波大学 国際産学連携本部教授 尾内 敏彦様
取手市商工会女性部部長/株式会社住まい工房ナルシマ 専務取締役 成島 久美子様
取手市まちづくり振興部産業振興課課長 数藤 弘人様
審査基準(学生部門) 地域貢献度、新規性+2、継続性、実現可能性、成長性+2、プレゼンテーション力+2の審査基準で選考。
新規性と成長性・プレゼンテーション力に加重。
審査基準(市民部門) 地域貢献度+2、新規性、継続性+2、実現可能性、成長性、プレゼンテーション力+2の審査基準で選考。
地域貢献度と継続性・プレゼンテーション力に加重。

最優秀賞
前田建設工業(株)ソーシャル賞
(学生部門)

山田 悠也さん

ナイス DIY !~日曜大工で SDG s~

この度は、第7回 Match みんなのビジネスプランコンテストにて、学生部門 最優秀賞と前田建設工業(株)ソーシャル賞を頂戴し、誠に光栄に思います。今回、私は事業内容を明快にお伝えすべく、尽くしてまいりましたが、その努力をお認めいただき、このような晴れがましい栄誉を得ましたことは、ひとえに、家族、友人、梅木先生、八木先生を初めとする流通経済大学の先生方のご指導、励ましの賜物と心から感謝しております。また、ビジネスプランコンテストの関係者の皆さまには、このような素晴らしい機会を設けて下さり、感謝申し上げます。今回のコンテストを通じて、自分自身の可能性を再認識できました。賞を頂いたことを励みに、今後も精進してまいります。この度は本当にありがとうございました。重ねて御礼申し上げます。

優秀賞(学生部門)

太田 尚都さん

個人事業主のSNS マーケティング参入障壁をなくす!

Matchみんなのビジネスプランコンテストへの参加を通じ、ビジネスの社会性について多く学ぶことができました。特に印象に残っているのはファイナルプレゼン終了後にある市民の方から、「取手市のために頑張ってください」という応援のお言葉をいただいたことです。審査で得たフィードバックを元にプランを改善し、必ず実現させたいと思います。

入賞(学生部門)

佐藤 仁也さん

個人に適した旅行プラン作成アプリ楽旅

まずは、このようなビジネスコンテストという素晴らしい機会を与えてくれた方々には非常に感謝を申し上げます。
初めてのビジネスプランコンテストの挑戦という事もあり、悪戦苦闘しましたが、友人の協力・先生からののアドバイスもあり、このプランを完成させる事が出来ました。
大きな会場、たくさんのお客様・審査員の前で自分1人にスポットライトが照らされ、制限時間がある中でプレゼンするという機会は本当に貴重だったなと身に染みて感じました。
コロナ禍によってやりたい事が出来なかった大学生活に、日常では味わえない緊張感や発表までに至る情熱や困難など、大変貴重な経験を頂きました。
改めまして、こうした素敵な出会いの場を運営して下さった皆様と、素晴らしい助言を与えてくださった講師・審査員の方々に心から感謝いたします。誠にありがとうございました。

入賞(学生部門)

森山 悠宇さん

新規 YouTuber 事務所 〜 emotions share 〜 エモシェア

とても自信のあるプランだったのでファイナリスト止まりになってしまって残念でした。今後も何か形を変えて、修正して実際に起業する所までをやり遂げたいなと思っています。
他の参加者の方の発表はとても良い刺激になりました。自分も負けて居られないなと強く感じました。
今回は参加出来て良かったです。
ありがとうございました。

最優秀賞
前田建設工業(株)ソーシャル賞
(市民部門)

増田 佳愛さん

bean to bar チョコレートに関する諸課題の解決と文化貢献

カカオ業界というマイナーな業界の課題と文化貢献だからこそ事業の客観的評価を得たいと考え、本ビジネスコンテストに参加させていただきました。一般的なチョコレートではなく bean to bar チョコレートについて他者が理解できる内容に纏めることに特に 苦戦しましたが、初心に戻る素晴らしい機会にもなりました。これまではカカオ生産国ガーナへの貢献に力を入れてきました。これからは地元の取手市にも貢献して参りますので、ぜひ期待していてください!

優秀賞(市民部門)

井上 達晶さん

取手市No.1 のグルメ WEB エンジニアによるイチオシ飲食店の HP 作成

このビジネスプランコンテストにチャレンジしたことで、自分のやりたいこととしっかり向き合うことができました。加えて、コンテストを通じて、そのアイデアと熱意を多くの人に伝えることも、人の輪を広げることもできました。自分と同じように何か一歩を踏み出そうとしている人たちの発表を聞くことができた点も良かったです。
今後は、優秀賞という形で皆さんに背中を押していただいた私のビジネスプランを実現するべく、開業準備を進めていく所存です。

優秀賞(市民部門)

田中 秀一さん

バーチャル IT ディレクター( AI マーケティングコンサル)

この度は、コンテストを開催いただきありがとうございました。関係者の皆様にお礼申し上げます。
これからデータとAIの力で地域を盛り上げていきたいと考えています。
みなさまこれからも応援よろしくお願いします。
(活動実績ページ https://note.com/midorikawairu/n/nef8a0a2c1fc4)

入賞(市民部門)

染谷 明彦、および、その保護者

RPA + AI

本当に楽しかったです。 今回、 2022 年度の「 Match 創業スクール」の集大成として、このコンテストに挑ませていただきました。スクールの参加者もコンテストの出場者も、皆さん本当に尊敬すべき人たちばかりでした。全員は書ききれませんが、染物の石山さん、チョコレートの増田さん、取手 No.1 人材の井上さん、 100 万人に一人のエンジニアの田中さん。また、学生 部門の方々とはあまりお話ができませんでしたが、素晴らしい発表、とても勉強になりました。この人たちと知り合いになり、あまつさえ、肩を並べられたというだけで大変名誉なことだったと感じています。
ファイナル審査会に向けて全力で走れたのは、いつも吉田先生が走るべき方向を指し示しながら並走してくれたおかげでした。私はまだ 16 歳ということもあり、事務局の井伊さん、司会の小村さんをはじめとして、主催者、出場者、審査委員、市民審査員、すべての皆さんから、ずっと温かい目で見守っていただくことができたと思います。おかげ で非常に良い体験となりました。
主催、後援の各団体の方々には、このような機会をいただき、感謝の念が尽きません。
人生の初頭から、思いがけず、起業家として非常に良いスタートを切れたと思います。この勢いで、近い将来、取手市を変える原動力となれればと思います。
Match 創業スクールからコンテストのファイナル審査会までの間、本当に夢のような楽しく充実した時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。

入賞(市民部門)

石山 太郎さん

染物の石山

色んな考えを持つ仲間に出会えて、感謝
事業内容や年齢を超えて、繋がれる素晴らしい大会でした。
本当に勉強になりました。

今年度は、「リアビズ高校生模擬起業グランプリ」で見事に金賞を受賞した、江戸川学園取手高等学校のチーム「クレセール」にも特別に発表していただきました。「クレセール」はコーヒー豆のかすを利用したマグカップ型植木鉢と肥料を開発し、植物とセットにして「クレポット」という商品を販売しました。
年間にわたり商品開発から販売まで自分たちで行うという活動の中で、様々な課題を乗り越えながら成果を上げました。チーム一丸となって堂々と発表する姿はとても印象的でした。
新型コロナウイルス感染症の拡大により3年ぶりの会場でのリアル開催となりましたが、ファイナリストの皆様の熱意と、そしてそれに応え審査する審査委員の皆様の温かさが伝わる素晴らしいビジネスプランコンテストとなりました。ファイナリストの皆様を含め、エントリーしてくださった皆様や見守ってくださった市民の皆様にとって、このビジネスプランコンテストが何かのキッカケや今後に繋がるものに、そして取手市の元気に繋がることができれば幸いです。携わってくださった皆様、本当にありがとうございました。
最後になりますが、ファイナリストの皆様、おつかれさまでした!
これからの皆様の益々のご活躍を心よりお祈りしております。